パソコンを買おうと思っていますが、どういうCPUを搭載したパソコンを選べばいいのかな。そもそもCPUというものをあまり理解していないですが、コスパが良いものを選びたいです。
簡潔におしえてください!
こういった悩みに答えます。
パソコンの用途別におすすめのCPUは何か、という話から、その金額感までを解説していきます。
※この記事はパソコン初心者の方向けです。自分でパソコンのパーツを交換したり、自作をする方向けの記事ではありません。
✓本記事のポイント
- 安心してパソコンが使えるのは「Core-i5」
- CPUのランクを下げるとどうなるの?
- コスパ重視でパソコンを買いたい人へ
安心してパソコンが使えるのは「Core-i5」
結論ですが、初心者の方なら「Core-i5」というCPUのパソコンを選ぶのがおすすめ。
CPUの仕組みと、なぜ「Core-i5」が良いのか、かんたんに説明していきますね。
CPUを人間に例えると「頭脳」です。
Googleなどで「CPUとは」と検索すると「中央処理装置」とか「中央演算処理装置」とか、よくわからない単語が出てきますよね。
パソコンを人間に例えると、CPUは「頭脳」の役割をしていて、計算をしたり、考えたりしてくれます。
単純に、このCPUの性能が良ければ計算・処理が早くなり、効率よくパソコンを動かしてくれるようになります。
具体的には、「Webを閲覧するとき、動画の視聴や編集、写真や音楽ソフトをつかうとき」など。パソコンに「あれをやって、これをやって」と指示したときの反応やスピードが上がるということです。
このように、CPUはパソコンの速さ・能力に直接関わってくる装置です。
「Core-i5」はどういうCPUなのか
数あるCPUの中で「Core-i5の位置づけ」はイメージでいうと「中~上」クラス。
CPUの性能、金額をかんたんな表にしてみました。下記をご覧ください。
性 能 | 金 額 | CPU |
上 | 高 | Core i9 |
Core i7 | ||
中 | 中 | Core i5 |
Core i3 | ||
低 | 低 | Celeron Pentium |
Atom |
上に行くほど性能がよくて処理スピードが早くなっています。
「Core-i7/9」はオンラインの3Dゲームを快適に楽しんだり、動画の処理、デザインの仕事などパソコンの負荷が高い作業に向いています。
そして本記事おすすめのCore-i5ですが、動画視聴、Web閲覧、写真や音楽の管理、内容によってはオンラインゲームもOK。
つまり、ほとんどの人はCore-i5を選んでおけば不足することはありません。
コストを抑えて性能も良いパソコンを選びたい場合、Core-i5がおすすめです。
CPUのランクを下げるとどうなるの?
答えは処理能力が落ちる(時間がかかる)
前述では、CPU性能が高ければパソコンの処理スピードが上がると述べましたが、CPU性能が低ければその逆で作業に時間がかかったり、止まってしまったり。
パソコンに負荷がかかりやすい動画編集ソフトや3Dゲームが、上位ランクのCPUを推奨しているのはこのためです。
また「パソコンのメモリは8GBがおすすめ」の記事でも触れましたが、パソコンというものは使用者が知らないところで実は働いています。
例えば
- ウィルス対策ソフトがパソコンに異常がないかチェックする
- パソコンを使いやすくするための新しい機能や、セキュリティに不具合はないかチェックする(アップデートと言います)
などです。
CPUのランクが低いと、Webや動画を見ている途中で裏でこういった作業が同時に行われ、動画がカクカクしたり、反応が遅くなることも。
CPUの金額感
それではCPUによってパソコンの金額はどれくらい違ってくるのか。
「hp」という国内シェアNo.1(2019年)のパソコンメーカーの価格を例にとってみます。
このメーカーのサイトは、新車を買うときのようにオプションを選んで自分好みのパソコンを買うことができます。
下記をご覧ください
Core-i3 → Core-i5にすると +10,000円
Core-i3 → Core-i7にすると +24,000円
メーカーやパソコンの機種によって異なりますが、大体の金額感としてご参考ください。
少し乱暴な言い方になりますが、3Dゲームや動画編集などをしない人が、Core-i7などのハイスペックパソコンを選ぶとこれだけ無駄になってしまいます。
コスパ重視でパソコンを買いたい人へ
前述のとおり、コスパに優れたCPUはCore-i5です。
ここでひとつだけ、覚えていただきたいことは、
パソコンの性能を決めるのはCPUだけではない
ということ。
主には次の3つ。
この3つのバランスが大事になってきます。
それぞれの役割がわかると、過不足のないパソコンを選べるのですが…
パソコンは星の数ほどありますし、使ってみて体感しなければ感覚としてわからないので、なかなかむずかしいかと…
そこで、パソコン選びに悩んだときに買って損がないパソコンのスペックは、次のようなものです。
CPU | Core-i5 | 理由は本記事のとおり |
メモリ | 8GB | メモリはパソコンを遅くなりにくくするもの。 8GBあればほとんどの用途で足りる |
SSD | 250GB以上 | SSDはデータを保存する箱のこと。 HDDではなくSSDを選ぶのがポイント |
✔︎例えばこういったノートパソコンが狙い目です。
2021.5.1現在で、この記事を書きながら、ざーっとパソコンのオンラインショップを巡り、上記の条件に合う、かつコストパフォーマンスが高いものを探してみました。
今回見つけたのは
Rakuten2020年間パソコンランキング1位のノートPC
おすすめする理由は次のとおり
- 前述の「買って損のないスペック」をクリア
- このスペックで3万を切る圧倒的なコスパ
- 中古と言えど「大手メーカー品、整備済」で安心
- SSDは新品取り替え済み
これからパソコンを覚えていこうという方にとって、パソコン選びはきっと大変なことではないかと。
こちらのサイトは中古整備済みの大手メーカーPC(メーカー指定はできません)を販売しており、間違いのない選出・出荷をしてくれます。
どれも誰もが知っている老舗PCメーカーでして、いざという時のサポート・安心面が心強い。
パソコンを探している方の参考になれば嬉しいです。
楽天で1位を連続獲得した高コスパ中古パソコン
まとめ:【パソコンの選び方】初心者ならCPUはどれが良いの?
結論は「Core-i5」
CPUは例えて言うなら頭脳。パソコンの速さ・能力に直接関わってくる装置で、ほとんどの人はCore-i5を選んでおけば不足することはありません。
そしてポイントは
パソコンの性能を決めるのはCPUだけではない
①CPU ②メモリ ③HDD(SSD)
この3つが重要
ということも覚えておきましょう。
本記事と合わせて読むと理解が深まる記事
✔︎メモリについて
パソコンのメモリは8GBがおすすめ【4GBでは不足する理由】
✔︎HDD(SSD)について
パソコン買うならHDDよりSSDをおすすめする理由【3つある】
本記事で紹介したパソコンの公式サイト
ちょっとだけCPUメーカーの話
本記事で紹介しているCPUは全て「Intel(インテル)」というメーカーのもです。
CPUはこのIntel(インテル)のCore-i○○シリーズを選んでおけば間違いなし。
「AMD」というメーカーのCPUも最近では増えてきていますが、ちょっとマニアックで玄人好みのメーカーです。
なので、特に理由がなければintel一択でOK。
というわけで、今回は以上です。
CPU、メモリ、HDD(SSD)
この3つがなんとなくわかればパソコン選びの精度がぐっと上がります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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