モバイルバッテリーが人気のAnker。
今回は同社のワイヤレス充電器を購入しましたのでレビューします。
Anker PowerWave 7.5 Stand
結果からいいます。
充電の概念が変わるほど便利になりました。
この記事のポイントです。
- ワイヤレスになって何が便利になったのか
- 充電時間の検証
何が便利になったのか
①ケーブル抜き挿しの作業がなくなった
②本体のケーブル差込み口が劣化しない
③充電時間が早い
①に関しては片手でスマホを置くだけなので、かなり楽になりました。
②有線ケーブルは日々の抜き挿しによって、本体差込口が削れて接触不良になる可能性が少なからずありますが、その心配から解放されました。
③は、ワイヤレス充電は充電速度が遅いと各方面から情報を調べていて購入前は不安がありましたが、いい意味で期待を裏切ってくれました。
もう有線ケーブルでの充電には戻りたくないと思うほど、
「充電」の概念が変わりました。
充電速度に関しては、iPhone8で検証した結果、
電池残量1%から、約2時間20分でフル充電となりました。
※必要な機器環境が揃った状態での時間です。
後ほど僕が試した充電環境を詳しく説明いたします。
製品仕様
Anker PowerWave 7.5 Stand


メーカー | Anker(アンカー) |
商品名 | Anker PowerWave 7.5 Stand |
型番 | A2521011(ブラック) |
サイズ | 約78 x 65 x 119mm |
重量 | 約142g |
入力 | 12V / 1.5A |
出力 | 5W / 7.5W / 10W |
7.5W出力対応機種 | iPhone 11/XS/XS Max/XR/X/8/8Plus |
10W出力対応機種 | Samsung Galaxy S9/S9+ 他 |
5W出力対応機種 | Samsung S6/S6 edge/Google Nexus 7(2013)他 |
購入時価格 | 2,239円(税込)※通常価格2,799円(税込) |
カラー | ブラック |
付属品 | Anker PowerWave 7.5 Stand、Micro USBケーブル(1.8m)、取扱説明書 |
ワイヤレス充電器には
①パッドタイプ(平置き)
②スタンドタイプ(立てかける)
2種類ありますが、僕が購入したのはこのスタンドタイプ。
理由は、LINEなどの通知を確認したり、充電しながらの操作も考えていたからです。
また、動画を見るときに立てかけられると思ったからです。
急速充電に対応するには、別売りのQC(Quick Charge)対応充電器が必要です。
QC(Quick Charge)とは高速充電の規格です。
Anker PowerPort Speed 2 (39.5W USB急速充電器)


メーカー | Anker(アンカー) |
商品名 | Anker PowerPort Speed 2 Quick Charge 3.0 |
型番 | A2025111(ブラック) |
サイズ | 約66 x 65 x 28mm |
重量 | 約120g |
入力 | AC 100 – 240V – 1.2A 50 – 60Hz |
購入時価格 | 1,954円(税込) ※通常価格2,299円(税込) |
カラー | ブラック |
付属品 | Anker PowerPort Speed 2 、取扱説明書 |
繰り返しになりますが、
Anker PowerWave 7.5 Standで急速充電するために、
こちらのQC(Quick Charge)対応充電器も購入しました。
USBが2ポート欲しかったのでこちらを購入しましたが、
1ポートで十分な方はPowerWave 7.5とのセット品も販売しているので、
検討されている方はそちらでも良いかと思います。


僕が購入した急速充電器は写真のうように差し込みプラグが横です。
壁面のコンセントに指す場合はそれほど問題ありませんが、
延長ケーブル等で使われる場合はその形状により、
隣接しているコンセントを塞いでしまう可能性があるのでお気をつけください。
また、プラグ部分の折りたたみができないため、
持ち運ぶのにはやや不便かなと思いました。
充電速度検証
充電にかかる時間を計ってみました。
充電環境および検証内容は下記のとおりです。
検証:電池残量 1%→100% の時間を計測
スマホ:iPhone8 128GB (購入後1ヶ月使用)
ケース:iFace REFLECTION(ガラスケースモデル)
ワイヤレス充電器:Anker PowerWave 7.5 Stand
USB充電器:Anker PowerPort Speed 2 (急速充電)
Ankerによると、
ほとんどのスマホケースをつけたままでスマートフォンを充電することが可能とのこと。
まあ、いちいち充電するたびにケースを着脱してたら、
せっかくワイヤレス充電で手間が省けるはずが、かえってめんどくさいですもんね笑
使用しているiFaceのスマホケースはこちらで詳しく▼
それでは電池残量1%のiPhone8をスマホを充電スタンドに立てかけて、検証スタート。



■検証結果
フル充電まで 2時間18分
ワイヤレス充電でこれなら満足です。
充電時間はスマホの搭載バッテリー容量によって変わります。
Ankerの仕様をみると、フル充電まで
iPhoneX(バッテリー容量:2716mAH)が約3.4hと謳っていたのに対し、
iPhone8(バッテリー容量:1821mAH)が約2.3hでしたので、
計算すると大体仕様通りというところ。
スマホケースを外して充電速度は変わるのか検証
これはずっとやってみたかった検証です。
スマホケースを外した以外は、
上記と一緒の充電環境で試しました。
結果は、、



■検証結果
フル充電まで 2時間23分
ほぼ一緒の充電時間でした。
スタンドタイプの使用感について
使い勝手の面で、良い点・悪い点、それぞれ気がついた点をまとめてみました。
良い点
- 充電しながら動画視聴(横置きも可)や簡単な操作は問題なくできる
- 本体底面、スマホ設置部分に滑り止めがあるため、滑りにくく安定
- 外箱、本体、ケーブル、シンプルなデザインが◎



悪い点
- フル充電されてもLEDランプに変化なし(青色のまま)
- 暗い部屋で手探りでスマホを手に取るとき、うっかり倒さなように気を使う(全てのスタンドタイプの充電器に言えることですが)

完了時に色が変わる機能が欲しかった。
まとめ
- 置くだけ充電が本当に楽
- 充電中も操作したい方はスタンドタイプがおすすめ
- iPhone8は2時間ちょっとでフル充電
- 急速充電器は専門用語などがわかりにくく、形状も様々な点に注意。
この価格帯でこのパフォーマンスのモノが変えたので満足しています。
実際にamazonで商品を探すとQC、PD、といった用語が当たり前のように出てくるため初めての方は戸惑うかもしれません。
こういったハードルがもう少し下がればもっと普及する商品なのかなと思いました。

ガジェット系で絶大な人気を誇るみんな大好きAnker。ワイヤレス充電器も高評価!
今は寝室で使用していますが、リビング用にもう一つ買って家族用の充電ステーションを作ろうと考えています。
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