本記事で紹介しているイヤーマフとは下記のものです。
イヤーマフをおすすめしたいひと
- 工事現場など大きな音がする環境で働く人
- 勉強や読書などが静かな環境で出来なくて困っている人
- 静かな環境で睡眠ができずに困っている人
僕がイヤーマフを買った理由
それはアパート上階からの足音(騒音)を遮りたかったから。
数年程前まで2階建て賃貸アパートの1階に住んでおりました。
このアパートに入居して数ヶ月後ぐらいから
段々と上階に住む人の足音が気になるようになりました。
不思議なもので、一度気になりだすともうとまらず、少しでも足音がするとその音のことばかり考えてしまい、
はじめのうちは
「気にしすぎだ、他のことを考えよう」と
音楽を流したりテレビをずっとつけていたり、
なんとか気を紛らわせようと努力をしていましたがそれも限界がありました。
その時期、資格取得の勉強をしており、勉強中に気が散るのが嫌だったので日中はできるだけ図書館やカフェなど外で勉強をしていました。
日中はこのように自分が外にでれば関係ないのでまだマシです。
問題は夜中〜朝。
足音が気にならないようにテレビや音楽のボリュームを上げて聞くなど考えましたが、
それはそれで隣や近所に住んでいる方の迷惑になってしまいますし、
自分自身もきっと眠れない。
耳栓も試しましたが、そんな程度では遮れないくらいの足音がするので効果なし…
一番苦痛だったのが、深夜に足音で起こされることです。
上階の方が夜型の生活なのか、
本当にこれがしんどくて夜中に度々起きてしまうため、
日中会社で眠くなってしまうんです…
建物の造りが問題なのか、上の方の足音が大きめなのか、
わかりませんでしたが、クレームを言って揉め事になるのも嫌だったもので我慢を続けました。
次第にストレスが溜まってしまい、このままではまずいとネットでいろいろと対応策を探して
イヤーマフというものを見つけて購入。
期待していた以上に外部からの音量を減らしてくれました。
これを購入してからは夜中も目覚めることなく眠れるようになり、
「上階の足音問題」は大きく緩和されました。
同じようなストレスでお悩みの方、PELTORのイヤーマフ、おすすめです。
足音以外に効果が期待できそうな音
雷、近隣の工事、掃除機、バイクの音、ピアノの音、動物の鳴き声、話し声など
外部の音を遮断するものといえば耳栓ぐらいしか使用したことがなかったのですが、
防音のレベルが違います。
この商品は85dB(デシベル)以上の騒音が発生する作業所で働く方へ推奨している商品なので、
遮音レベルはかなり高いと感じます。
簡単に騒音レベルの例を挙げてみます
40 db … 図書館・昼の住宅地
70 db … 掃除機・ドライヤー
80 db … 地下鉄車内・ゲームセンター
90 db … パチンコ店・カラオケ
110 db … ロックコンサート・クラクション
まったく音が聞こえなくなるわけではないですが、
全ての音という音のボリュームが下がり、
例えば人の声であれば近くで話していても遠くから話しかけられているようで、
世界が変わったかのようです。
マウスのクリック音、キーボードの打鍵音もかなり小さくなるか、ほぼ聞こえなくなります。
amazonの口コミを見ていると、
それこそアパートやマンションの足音のように低い音は遮断しにくいと感じる方もいらしゃるようですが、僕は効果がありました。
そして、装着していると周囲の音が小さくなり、
安心感があります。
また、耳栓と併用すると更に遮音効果が上がり、
より無音に近い状態になります。
長時間の装着による負担は
やわらかく厚めのクッションとワイヤーの長さ調節によって長時間の装着でも耳や頭が痛くなりにくい構造になっています。
僕のように睡眠時に装着していたいとなると、
約6〜7時間は装着することになります。
夜寝て、朝起きた時には外れてしまっていることもありました。
おそらく無意識に痛くて外してしまったのかもしれません。
朝起きるまで装着していた時は、外してからしばらく耳や頭が痛いなと思うこともありました。
これは頭の大きさにもよりますので個人差はあると思いますが、
僕は平均か大きい方だと思います。
amazonの購入レビューをみると、
やはり長時間付けていると耳が痛くなるという方も多くいらっしゃるのも事実です。
資格勉強のため2〜3時間ほど装着するぐらいは平気でした。
持っているだけで心理効果も働いた
しばらく(おそらく1〜2ヶ月)はこのイヤーマフをつけながら寝ていましたが、
次第に枕元に置いておくだけで眠れるようになりました。
イヤーマフの効果がわかったので、寝るときに枕元に置いて
いざという時も大丈夫という心理効果が働いて安心したのだと思います。
【重要】注意点
騒音を聞こえずらくする=大事な音も聞こえづらい
という点も忘れてはいけません。
僕が使用していて怖いと感じたのは2つ
①朝目覚ましの音が聞こえづらい
はじめのうちは何回か起きられず会社に遅刻しそうになってしまいました。
しかし対策をとり、こちらは克服。
大それたことではないですが、
スマホの目覚まし音(アラーム音)をかなり大きくする、
耳元にスマホを置く、
念のためバイブレーションもONにしておく
という対策です。
②災害情報アラートが聞こえづらい
一度だけイヤーマフ装着中にアラートがなったことがありました。
聞こえはしましたが、もし気が付かなかったら怖いなと思った瞬間でした。
また、災害アラートだけではなく、
火事などの異変や人の声、
津波の警報、
家に不法侵入者が入ったとき、
そういった危機を察知する聴覚が落ちるということも、この商品を装着するときは忘れてはいけないなと改めて感じました。
③寝返りがうてない
仰向けで寝ることが問題ない方であれば良いですが、横向きでないと寝られないという方はこの点も気をつけなければいけませんね。
騒音を防ぐという重要性
僕が騒音に悩んでいた時期は、睡眠が足りなくなり、会社でウトウトしてしまったり、集中力を欠いて仕事の生産性が上がらないということがありました。
足音が始まると心臓が痛くなるようにもなりました。
ただ、今思えばそれだけで済んで良かったなと振り返れるのですが、
我慢をし続けてしまうことで、ストレス性障害、うつ状態、動悸、胃かいよう、騒音性難聴など心身に影響を及ぼすおそれがあります。
イヤーマフ、とても良い商品に出会えたなと感じているのは間違いないのですが、
僕のようなケース、これはあくまでも限定的な対策だと思ってください。
この記事を読んでくださって疑問に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
今後ずっと上階からの騒音を、イヤーマフで対応するわけにはいきませんよね。
結果的に僕は今、当時のアパートを引越し、
こういった心配のない静かな家で暮らしています。
もし、騒音ストレスで健康状態に影響を及ぼすようなことが起きそう、または起きているのならば、治療と根本的な解決を目指していただきたいと心から思います。
商品仕様
メーカー | PELTOR(ペルター) |
商品名 | 防音用イヤーマフ PELTOR H540A |
型番 | H540A-411-SV |
重量 | 400.0g |
購入時価格 | 3,500円(税込) |
H540は従来のPELTOR H10モデルを改良した後継品です。
まとめ
- 上階からの足音を気にせず眠れるようになった
- 個人差はあるものの長時間の装着は負担
- 騒音を遮断するが大事な音も遮断することを忘れずに
- 同じお悩みを持つ方へ限定的な対策としておすすめ
僕のような事例はもちろん、様々な騒音でお困りの方の助けとなる非常に素晴らしい商品です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント
今の家に引っ越して1ヶ月、毎日毎日朝から晩まで上の住人の足音に苦しめられており、とても参考になりました。購入してみたいと思います。素晴らしい記事をありがとうございました。